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商船三井の船舶 差し押さえ 中国 [商船三井の船舶 差し押さえ 中国]

商船三井の船舶 差し押さえ 中国 と気になるニュースが出て来ました。
日中戦争が始まる前年の1936年に今の商船三井に船舶を貸し出した中国の船舶会社があったそうです。
その遺族が未払いの訴訟を中国で訴えていて、その判決で29億支払いなさいと判決が出ました。
で、、、商船三井がスルーしてたんです。

もうちょっと詳しく見てみると
当時の船舶会社中威輪船公司が日本の大同海運に船舶2隻を貸しています。

で、、商船三井じゃないじゃんと思う方はもうちょっと待ってください。
ジャパンラインが、1964年の海運集約によって日東商船と大同海運が合併してできます。
そして、ナビックスラインがジャパンラインと山下新日本汽船が合併でできます。
さらに、商船三井がナビックスラインと大阪商船三井船舶が合併でできたわけです。

なので、中国の遺族が商船三井に賠償をと言うのはわりと筋が通っていたりします。
ただ、、金額をふっかけすぎかなと、、、
1988年に中威輪船公司の創業者親族が20億元(330億円ぐらい)の損害賠償を起していて、
さすがにでかすぎるだろうと思ったのか、中国でも11分の一の29億2千万円ぐらいが2010年に確定、
支払を商船三井が拒否していました。 これが妥当なのかどうなのかが分らないのですが、
少しでも払っておけば問題なかったんじゃないかと、、、

押さえられた商船三井の船舶は、バオスティール・エモーションと言う船で、中国向けに鉱石を輸送する大型ばら積み船だったそうです。

金額はどうあれ、どっちかと言うと商船三井の方が分が悪い気がしますけどね。





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